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扉を開けると、そこには静かな時間が流れています。
今月から始まる新シリーズ、【無花果のCadre(カードル)】。
「Cadre」とはフランス語で「額縁」を意味します。
私は、この言葉が持つ「大切なものを囲んで守る」という佇まいがとても好きです。
私にとって無花果は、祖母から受け継いだ大切な好み。
かつて母と共にその美味しさを愉しんだ思い出が重なり、今は娘と一緒に味わうひとときが、何より心和む機会となっています。
世代を超えて愛でてきた、かけがえのない記憶。
そんな大切な想い出たちを、優しく囲み、守りながら、一枚の絵画のようにこの場所に飾っていきたいと思うのです。
Spring has come to the Cadre.
春の光が、静かに額縁を照らし始めます。
最初の一皿は、京都の静謐な空気の中で生まれた「断層」から。
1. 一膳や:干柿と胡桃と無花果のミルフィーユ
三つの素材が織りなす、緻密で美しい断層。重なり合う甘みと食感のハーモニーは、まさに一皿の芸術品。京都の静謐な空気まで閉じ込めたような、凛とした佇まいの逸品です。
2. 香るいちじく茶
愛飲してきたいちじく茶もあと2袋となりました。
私もIchiyoも愛飲している、特別なティー。芳醇な香りはもちろんのこと、無花果が恋しくても手に入らないオフシーズンには、これ以上ない癒やしのドリンクとなります。実り待つ季節、その香りで心を満たすひとときを。
Selected Shop
楽天市場で詳細を見る3. 菓匠むら里:いちじくベイク
いちじく特有のプチプチとした食感がとても心地よく、私のお気に入りです。優しい白あんの甘さが無花果の風味と見事に調和していて、たったひと口で、口の中に無花果の世界が鮮やかに広がります。
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楽天市場で詳細を見る4. DozoFreesh:サクっとぜいたくイチジク
新鮮なイチジクをそのままフリーズドライに。サクッとした軽やかな食感のあとに、果実本来の濃厚な甘みが広がります。手軽に贅沢な気分を味わえる、新感覚のフルーツギフトです。
5. エプルヴェイシカワ:テリーヌショコラ いちじく
濃厚なショコラの口どけとともに、プチプチとした贅沢ないちじくの食感が広がる大人のテリーヌ。エプルヴェイシカワならではの繊細な味わいは、特別なティータイムを彩ってくれます。
【結び】季節を繋ぐ、Cadreの余白
Connecting the seasons.
「今は、苗木の養生と植え付けをしています」
お取り寄せをしている農家さんから届いた、静かな言葉。
果実のないオフシーズン。それは、次なる実りのために農家さんが土と向き合い、静かに命を育む「守り」の時間でした。
そのひたむきな営みを知るからこそ、私はこのCadre(額縁)の中で、これからも大切に無花果を飾り続けていきたいと思うのです。
今回ご紹介した五つの「Cadre(額縁)」たちが、あなたの日常に、ひと匙の彩りと、穏やかなティータイムを運んでくれますように。
無花果を愛でる喜びは、実りの秋だけではありません。春、この静かな準備の季節にこそ、その深い味わいと香りをゆっくりと愉しんでいただければ幸いです。
どうぞ、心豊かな春の日々をお過ごしください。
kyonosora


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